【社会福祉法人】社会福祉充実残額を減らす6つの方法

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社会福祉充実残額を減らす方法

 社会福祉充実残額がプラスになった場合、社会福祉充実計画を立てなければなりません。
 社会福祉充実計画の策定と実行は、法人に新たな業務と支出をもたらします。
 社会福祉充実残額を減らす会計処理を挙げました。

賞与引当金を計上する

 賞与引当金を計上することで、負債が増え、社会福祉充実残額が減ります。
 例えば算定期間が12月〜5月で6月支給の場合、賞与総額の4か月分を計上する方法が考えられます。
 仕訳としては、以下になります。

 (PL費用)賞与引当金繰入 / (BS負債)賞与引当金

 注意点としては、年度をまたぐため、昇給分を考慮して計算すること、賞与にかかる社会保険料分も計算に含めることが挙げられます。
 今まで賞与引当金を計上していなかった法人が行った場合、社会福祉充実残額を大きく減少する効果があります。

固定資産を除却しない

 耐用年数を過ぎた固定資産があると、現物はまだあるのに除却処理する、ということを行う法人もあると思います。
 減価償却累計額は、社会福祉充実残額を減らすように働くため、除却処理は実際に廃棄等したときに行うべきです。

受託事業を増やす

 受託事業にかかわる収支は、期末でそれが均衡するように調整をかけます。
 地方自治体の委託事業を受託することで、収入と支出が同額増えます。
 収支が均衡するので利益は出ませんが、資金収支計算書の「事業活動支出計」が増えるので、社会福祉充実残額を減らすことができます。

人件費の未払計上をする

 給与算定の締日が15日だとしたら、3月16〜31日分の給与を未払計上することが考えられます。
 また、3月分の超過勤務分(残業代)を4月に支払う場合は、その金額を計上することが考えられます。
 負債が増えるため、社会福祉充実残額を減らす方法だといえます。

未払費用の計上をする

 請求書の日付を見直します。見落としている請求書がないかどうかを探します。
 日付が3月31日以前であれば、その期に費用計上し、資金収支計算書の「事業活動支出計」を増やすことができます。

固定資産を購入する

 固定資産を購入することで、社会福祉充実残額を減らすことができます。
 例として、車輌の購入を以下に挙げます。

 車輌運搬具 / 現金預金 2,000,000
 減価償却費 / 車輌運搬具 500,000

 運転資金の特例を使って計算している法人は「BS価額」と「減価償却累計額」を算定式から引くことができるので、社会福祉充実残額は 2,000,000減少します。
 運転資金の特例を使わずに計算している法人でも、「BS価額」を算定式から引くことができるので、社会福祉充実残額は 1,500,000減少します。

社会福祉充実残額の算定について

 他にも、社会福祉充実残額について書いた記事があります。

 社会福祉充実残額の算定・計画の策定 FAQ

 社会福祉充実残額「必要な運転資金」の特例

 社会福祉充実残額が1円でも残れば計画を立てなければならない?

 12月通知と1月通知の変更点まとめ

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