【会計理論】売買目的有価証券を時価評価する理由

※会計学や財務諸表論などで問われやすい会計理論をまとめるページです。

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売買目的有価証券を時価評価する理由

売買目的有価証券とは、時価の変動により利益を得ることを目的として保有する債券のことです。

企業にとっての余剰資金で株式などを買い、値上がりしたところで売却することで、資金を増やす目的の債券といえます。

値上がりを期待して購入するのですから、企業にとって最重要な情報は時価です。

決算にあたっては「期末時点の時価」です。

だから、売買目的有価証券は、時価をもって貸借対照表価額とすることとされています。

売買目的有価証券を時価評価すると、仕訳では運用益あるいは運用損が相手科目となります。

損益科目が計上されることで、損益計算書に時価の変動が反映されます。

その反映された評価差額が、企業の一年間の財務活動の成果を直接的に表すものとなっています。

まとめ

売買目的有価証券は、売却することについて事業遂行上の制約がなく、時価の変動にあたる評価差額が企業にとっての財務活動の成果と考えられることから、評価差額は当期の損益に計上する。

おまけ

売買目的有価証券以外で時価評価する債券といえば「その他の有価証券」が挙げられます。

ふたつの違いは下記の通りです。

売買目的有価証券は売却すること自体に事業遂行上通の制約がない。

その他の有価証券は処分に関して事業遂行上の制約がある。

だからその他の有価証券は一応時価評価しますが、損益に反映したりさせなかったり、別の会計処理がとられたりします。

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