簿記の基礎知識 【簿記の基本】損益計算のための原則 発生主義 費用は発生したときに計上する。 たとえば商品を仕入れたときは、仕入れの時点で費用に計上する。 対価を支払ったときに計上するのではない。実現主義 収益は確定したときに計上する。 たとえば商品を売り上げたときには、商品を取引先に引き渡... 2016.06.15 簿記の基礎知識
固定資産 【簿記の基本】耐用年数の変更について留意点 耐用年数とは そもそも「耐用年数」って何でしょうか? 減価償却資産(資産)の取得価額から見積もり残存価額を控除した金額を、規則的・合理的に配分する期間のことです。 単なる物理的な使用可能期間ではなく、経済的に使用可能と予測されうる期間でなけ... 2016.06.08 固定資産簿記の基礎知識
簿記の基礎知識 【簿記の基本】複式簿記の意義って? 複式簿記の意義 複式簿記の意義としては以下の4つが挙げられます。利益の計算が可能(財務分析に有用)財産計算(ストック計算、残高の把握)と収支計算(フロー計算、収入と費用の比較)が同時に可能計算の誤謬の検証が容易以上を一体化したシステムとして... 2016.06.08 簿記の基礎知識
引当金 【簿記の基本】引当金とは? 引当金の定義将来の特定の費用又は損失であって、その発生が当期以前の事象に起因し、発生の可能性が高く、かつ、その金額を合理的に見積もることができる場合に、将来の特定の費用又は損失のうち当期に係る分を費用として見積り計上する際の貸方科目をいう。 2016.05.24 引当金簿記の基礎知識
簿記の基礎知識 【簿記の基本】会計の構造を明らかにする 会計の構造基礎構造、中間構造、上部構造に分けることができる。 例:継続企業の前提 → 費用配分の原則 → 減価償却上部構造 会計処理の手続きのこと。中部構造 原則または基準のこと。基礎構造 基礎的前提のこと。会計公準とも呼ばれ、主に3つある... 2016.04.23 簿記の基礎知識
固定資産 【簿記の基本】減価償却の意義・意味 1.費用配分(流動化)固定資産の取得に要した費用を、その耐用年数に応じ減価償却を通じて適正に期間配分する。それゆえに減価償却は将来における資産の再取得時の資金財源となる。ここで勘違いしてはいけないのは、資金財源となるとはいえ、減価償却費相当... 2016.04.14 固定資産簿記の基礎知識
リース会計 【簿記の基本】2つのリース取引 ファイナンス・リース取引 ファイナンス=資金調達。 リース会社が借り手の代わりに資金調達や資産購入をする。 資産の所有権は契約上リース会社にあるが、実質は借り手にある。そのため原則として、通常の売買取引と同じような方法で会計処理を行う。 リ... 2016.04.14 リース会計簿記の基礎知識
簿記の基礎知識 【簿記の基本】7つの一般原則+α 1.真実性の原則 財務諸表は以下の内容を真実に表示するものでなければならない。資本収支の状況純資産増減の状況資産、負債、純資産の状態2.正規の簿記の原則 正しく記帳された会計帳簿に基づき財務諸表を作成しなければならない。 網羅性、検証性、秩... 2016.04.14 簿記の基礎知識
営業費 【簿記の基本】営業費の種類(細目)まとめ 給料・賃金賞与もここに含まれる。なお、現物給与は必要経費にも総収入額にも参入しなければならない。旅費交通費業務に関連して人が移動するのに要した費用。通信費例:郵便料金、インターネット使用料広告宣伝費広告や宣伝のための費用。接待交際費事業を遂... 2016.03.02 営業費簿記の基礎知識
一般商品売買 【簿記の基本】仕入諸掛は仕入の付随費用である 仕入諸掛の処理方法仕入諸掛は、仕入にプラスしていく。引いてはならない。仕入をする際にかかった付随費用であるので、利益から減算しなければならない。利益から減算するとはいっても、利益をマイナスする会計処理を行うのではなく、費用として、仕入にプラ... 2016.02.03 一般商品売買簿記の基礎知識
一般商品売買 【簿記の基本】事前原価率と事後原価率の求め方 事前原価率の求め方「売上」から「売上戻り」を引いたものを分母、「売上原価」を分子にして算出する。事後原価率の求め方「売上」から「売上値引」「売上割戻」「売上戻」を引いたものを分母、「売上原価」を分子にして算出する。原価率の大小事前原価率より... 2016.02.03 一般商品売買簿記の基礎知識
一般商品売買 【簿記の基本】先入先出法の返品は新入荷が返ってきたと見なす 先入先出法の返品処理先入先出法を採用しているとき、返品があったとする。前に仕入れたものが@80円で、後に仕入れたものが@50円だとする。両方10個ずつ売れて、3個返品されたとしたら、戻ってきたのは50円の商品である。簿記論・財務諸表論・日商... 2016.02.03 一般商品売買簿記の基礎知識
一般商品売買 【簿記の基本】棚卸商品の期末評価について 損を期末の繰越商品にカウントする場合問題文に「商品評価損・棚卸減耗費は売上原価に含める」と書いていなければ、それらを負担するのは期末の商品である。(借方)棚卸減耗費180(貸方)繰越商品850 商品評価損670 2016.02.03 一般商品売買簿記の基礎知識
一般商品売買 【簿記の基本】「割引」は控除せずに表示すること 割引は控除せずに、T/Bに表示する割引とは、「売上割引」や「仕入割引」のこと。設問であらかじめ控除されていたら、反対の仕訳をして戻しておくこと。(借方)売上割引 450(貸方)売上 450なお、「戻り」「戻し」「値引」「割戻」は売上から控除... 2016.02.03 一般商品売買簿記の基礎知識
一般商品売買 【簿記の基本】一般商品売買 4つの会計処理方法 商品売買における商品評価方法は4つある。分記法売上原価対立法二分法三分法分記法売上を計上するときにすべての会計処理を完了させる方法。したがって決算整理仕訳は行わない。売上時に「分」けて「記」すやり方。(借方)売掛金 1000(貸方)商品 7... 2016.02.03 一般商品売買簿記の基礎知識
簿記の基礎知識 【簿記の基本】決算振替仕訳について簡単なまとめ 収益の損益勘定への振替(借方)収益 800(貸方)損益 800「収益」に入るのは「売上」や「受取利息」など。費用の損益勘定への振替(借方)損益 500(貸方)費用 500「費用」に入るのは「仕入」や「減価償却費」など。損益(たいてい当期純利... 2016.02.03 簿記の基礎知識簿記一巡