公会計 【公会計】歳入科目についてまとめ 市町村税住民より納付された税金。具体的には、市町村民税(個人・法人)、固定資産税、軽自動車税、市たばこ税、入湯税、都市計画税など。入湯税は観光振興や環境衛生のために税の使途が特定される「目的税」。都市計画税は都市計画事業や土地区画整理事業の... 2019.04.05 公会計
公会計 【公会計】地方公営企業における繰延勘定・繰延資産 繰延資産と繰延勘定地方公営企業会計においては、企業会計でいう「繰延資産」に相当するものを「繰延勘定」としています。ざっくり申し上げると繰延資産とは、ある年度の支出をその次の年度以降に費用配分するために残しておく(資産)科目です。繰延勘定の定... 2019.01.19 公会計
公会計 【公会計】物件費の意義と分析 概略「物件費」は地方公共団体が支出する消費的性質経費(人件費、維持補修費、扶助費、補助費などを除く)の総称です。決算統計における物件費主なもの賃金旅費交際費需用費役務費備品購入費報償費委託料使用料賃借料原材料費ただし、上記の費用であっても物... 2019.01.16 公会計
公会計 【公会計】経常一般財源とは? 経常一般財源の意義毎年度経常的に収入される財源のうち、その使途が特定されておらず団体が使途を定めることができる収入を経常一般財源といいます。経常一般財源の例経常一般財源の例は下記の通り。法定普通税地方譲与税地方特例交付金等普通交付税市町村た... 2019.01.15 公会計
公会計 【公会計】一時借入金の概説 意義一時借入金とは、地方公共団体が歳計外現金が不足したときに行う借入のことです。支払資金の一時的な不足、一時的な収支不均衡を補うためにされます。歳出予算を超える支出のための借入や、補正予算成立を見越した支出のための借入を行うことはできません... 2018.11.28 公会計
公会計 【公会計】維持補修費のサマリ はじめに維持補修費とは、地方公共団体が管理する公共用施設等の効用を保全するための経費です。かみ砕いて言うと、団体の財産(建物や備品など)の修繕にかかった費用のことです。維持補修費の分析維持補修費は、地方公共団体が所有・管理している施設数によ... 2018.11.27 公会計
公会計 【公会計】基金の「繰替運用」とは? 意義歳計現金に不足が生じる場合、金融機関等から借り入れを行うと、多少なりとも利息の支払いが発生します。そこで、財政調整基金などから「繰替運用」を行うことが選択肢のひとつとなります(金利がかからないためです)。基金の繰替運用は年度内のみ年度を... 2018.11.15 公会計
公会計 【公会計】減債基金の定義と流固分類のポイント 減債基金とは?減債基金とは、地方債の償還・信用維持のために設けられる基金です。地方債の償還である歳出科目の「公債費」は、歳入が減少したとしても支出は続く義務的経費です。公債費が増大していく局面において何の対策もとらなければ、歳入が減少した場... 2018.11.08 公会計
公会計 【公会計】法適用の事業(法適)と法非適用の事業(法非適) 法適用の事業(法適)地方公営企業が行う事業はさまざまなものがあります。これらの中で、採算がとれ、経費をメインの事業収入でまかなうことができる事業は、地方公営企業法の適用が義務付けられています。そのような事業を、法適用の事業(法適)といいます... 2017.07.20 公会計
公会計 【公会計】地方公会計の特徴をつかむ 地方自治体は、平成30年3月31日までに、統一基準によって、平成28年度の財務四表を作成しなければなりません。統一基準での作成にあたり、以前の地方公会計の特徴をおさらいしてみます。民間企業とは会計の目的が違う民間企業は「いくら儲かったのか?... 2017.06.29 公会計
公会計 【公会計】督促手数料の収入側と支払側処理 税金を納期限までに納めることができなった場合、滞納処分は3段階に分けて行われます。督促手数料延滞金差押さえ督促手数料納期限後に自治体が「督促状」を送ります。督促状1通につきいくらかの督促手数料を、納めるべき税金と合わせて納付します。督促手数... 2017.06.20 公会計
公会計 【公会計】初度調弁とは?科目説明と仕訳 読み方読み方は「しょどちょうべん」です。科目説明「調弁」は「ととのえて、とりはからう」という意味があります。初度調弁とは、何か新しい事業を始めたさい、最初に必要な物品を購入することを表した科目です。仕訳物品の購入の仕訳なので、ひとつあたり5... 2017.06.13 公会計
公会計 【公会計】効率性とは?|2つの分析指標 効率性「行政サービスは効率的に提供されているか」は、その地方公共団体に住む人々にとって最も関心のある事柄の一つです。地方自治法においても「地方公共団体は、その事務を処理するに当っては、住民の福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果... 2017.06.09 公会計
公会計 【公会計】世代間公平性とは?|2つの分析指標 世代間公平性世代間公平性とは「将来の世代と現在の世代を比較して、負担のバランスが適切になっているか」という視点です。指標の算定は、貸借対照表上の資産、負債及び純資産を用いて行います。資産形成における将来世代と現世代までの負担のバランスが適切... 2017.06.09 公会計
公会計 【公会計】自律性とは?|受益者負担の分析指標 自律性自律性とは「歳入のうち税収等で賄われている割合(行政サービス受益者が、その費用をどのくらい負担しているか)」に関する視点です。地方公共団体の財政構造の自律性に着目します。「決算統計」においては、「歳入内訳」や「財政力指数」が関連する項... 2017.06.09 公会計
公会計 【公会計】弾力性とは?|資産形成余裕度の分析指標 弾力性弾力性とは「資産形成等を行う余裕はどのくらいあるか」という視点に基づく分析です。公会計の財務書類においては、純資産変動計算書(NW)において、資産形成を伴わない行政活動に対して、一般財源等がどれだけ充てられているか、を見ることができま... 2017.06.09 公会計
公会計 【公会計】持続可能性(健全性)とは?|3つの分析指標 持続可能性(健全性)持続可能性とは、「財政に持続可能性があるか」を判断する指標です。換言すると「健全性」であり、「財政にどのくらい借金があるか」ということを焦点とします。地方公共団体の財政運営に関する本質的な視点ということもできます。地方財... 2017.06.09 公会計
公会計 【公会計】資産形成度とは?|4つの分析指標 資産形成度「資産形成度」は「将来世代に残る資産はどのくらいあるか」という関心に答える分析視点です。以下の指標を紹介します。住民一人当たり資産額有形固定資産の行政目的別割合歳入額対資産比率資産老朽化比率いずれも、貸借対照表の資産の部にある科目... 2017.06.01 公会計
公会計 【公会計】財務四表間の整合性(数値が一致する箇所) 統一的な基準による財務書類統一的な基準による財務書類には、4つの財務書類が含まれています。貸借対照表【様式第1号】行政コスト計算書【様式第2号】純資産変動計算書【様式第3号】資金収支計算書【様式第4号】まとめて「財務四表」と呼びます。これら... 2017.06.01 公会計
公会計 【公会計】財務四表とは? 公会計における財務諸表は4つあります。貸借対照表行政コスト計算書純資産変動計算書資金収支計算書 それぞれ詳しく見ていきます。貸借対照表 貸借対照表は、地方公共団体がどれくらい資産や債務を持っているかを示します。 (公共)資産を「将来の経済... 2016.06.19 公会計