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どの科目を使えばいいのか?
介護施設の会計処理をしていると、「これはどの科目で計上したら良いのか?」という疑問がしばしば起こります。
今回は、そんな「判断に迷ってしまう」費用科目をまとめました。
あくまで一例であり、科目の使い方は社会福祉法人ごとに違うことに留意してお読みください。
給食費
利用者が口にするものの費用。
(おやつ、ジュース、お茶、砂糖なども)
保健衛生費
利用者の健康維持・軽傷に対処するための費用をいいます。
(ばんそうこう、防水フィルム)
教養娯楽費
レクリエーションのための費用です。
イベントごとのための支出は給食費ではなく教養娯楽費になるので注意が必要です。
(調理レクの食材や調味料、食器、キッチン雑貨、駄菓子パーティーのための駄菓子、絵手紙教室のための絵の具、工作のための布やひも、木工用ボンド、園芸活動のための花苗)
日用品費
利用者に身の回りの品を提供するときはこの科目を使います。
(タオル、入浴剤、石鹸、シャンプー)
消耗器具備品費
施設の環境を整備するための費用。
(花壇に植える花)
利用者が使うものもこの科目で計上します。
(割りばし、ファブリーズ、歯ブラシ、洗濯用洗剤、スポンジ、座布団、クッション、急須、くし、シャンプーハット、コップ、バスマット、洗濯ネット)
福利厚生費
職員の健康診断などのための費用です。
(検便代)
事務消耗品費
事務仕事のために使う文房具などが当てはまります。
(透明ケース、ルーズリーフ、名札、パソコンのマウス)
通信運搬費
郵便切手代。郵送費。
雑費(事務費)
ボランティアに出すためのお菓子代はここです。